英語教材の選び方

Yahoo!(ヤフー)知恵袋の自作自演誘導に注意

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Yahoo!(ヤフー)知恵袋というQ&Aサイトをご存知でしょうか?

おそらくインターネットにつながる環境にある方のほとんどが知っていると思うのですが、知名度が高く露出度が高いだけに、この掲示板を使って自作自演の書き込みを行い詐欺同然の行為をして英語教材を売ろうとする人間が存在するので注意が必要です。

Q&Aサイトとは

Q&Aサイトは、ネットの掲示板上で参加者同士が自分が持っている知識を教えあうコミュニティーです。簡単に言うと何か知りたいことを書くと参加者の中でそのジャンルに詳しい方が答えてくれるという掲示板で、Q&Aサイトやナレッジコミュニティと呼ばれています。ここでは分かりやすくQ&Aサイトと呼ぶことにします。人力検索はてなOKWaveなどが有名です。

詐欺同然の手口を公開

まずは、それがどのような手口で誘導するのかを実際にみてみます。

1.Yahoo!(ヤフー)知恵袋にアクセスして、検索窓に「英語教材」「英会話教材」などと入れて検索してみましょう。

検索すると、Q&Aが出てきます。上部にあるのは英語教材の広告です。

出てきたQ&Aを実際にクリックしてみると・・・まあ酷いもんです。

2.Q&Aを読むと回答で「独学ドットコム」というサイトをおすすめして来る

3.「独学ドットコム」で検索すると1位に怪しいサイトが出てくる

独学ドットコムはどんなサイトなんだろうと思って、検索すると1位に出てくるサイトに誘導される

このサイトに誘導される
↓↓↓↓↓

誘導されたサイトをスクロールしていくと、英語教材、韓国語教材、中国語教材、スペイン語教材、フランス語教材、イタリア語教材、ドイツ語教材、ロシア語教材のランキングになっています。

ランキングにはなっていますが、韓国語やイタリア語、ロシア語などは教材の数が少ないのか1位しかありません。

明かに根拠のないランキングです。

こういうことをしてくる人のたちが悪いところは、Yahooのアカウントをたくさん取得して、あたかも他人が回答し、あたかも複数の人間が参加しているかのように自演してくるところです。

ベストアンサーにナイスが4つ付いていて、質問者からの回答もきちんと書かれていますよね。

これは、1人が複数のYahooアカウントを取得することで簡単にできますが、注目すべきは回答数が1つという部分です。

実際に質問してみると1つしか回答されないものや、回答してもらえない質問も確かにあるのですが、ヤフー知恵袋は露出度が高いのでほとんどの場合複数の人間が回答してくれますので、回答数が1のものは疑ってみましょう。

2つ連続で怪しいので次のQ&Aもみてみます

英語教材 ランキング おすすめ英会話教材ランキング教えてください。・・・

という質問も明らかにおかしいので、どのように誘導されるのかみてみましょう。


プロ―フィールページに誘導される

回答を見てみると、今度はプロフィールページに誘導されます。

プロフィールページに自サイトのURLが貼り付けてある

そのURLをクリックしてみると、今度はプロフィールページに自サイトのURLが堂々と貼り付けてあります。

そのURLで検索、または直接アクセスすると、あのサイトに

そのサイトに行ってみると・・・

このサイトに誘導されます。
↓↓↓↓↓

先ほど誘導されたサイトとは少し違いますが、同じドメイン内にある同じようなデザインのサイトなので、明らかに同一人物のサイトです。

とにかくあの手この手で自サイトに誘導してくる

今回みた誘導方法は2つですが、実際に調べてみると、これ以外にもたくさんの方法で自サイトに誘導しています。

これは日々進化していると思うので、すべてをここに書くのは不可能かもしれませんが、現状分かっている誘導方法をまとめておきます。

文字を検索させて誘導

これは先ほど実際にみたので分かりやすいかと思います。

「独学ドットコム」など、1つしかない名前のサイトを作っておけば、Googleで一番上に出てくるので、その名前で検索させてGoogle上でクリックさせて誘導しています。

グーグルで上位に持ってくるには、誰も検索しないようなありあえない文字列で検索させるのが一番なので、回答欄に怪しい文字列が書かれていたら疑ってみてください。

グーグルで「ラモーララス」で検索して出てきたサイトを見てみてください。

意味が分かると思います。

文字例

独学ドットコム
独学で英会話 独学ドットコム
ラモーララス
ロメリスラ
ミナコタケノウチ
星川先生の英会話独学マスターサイト
英会話教材比較ガイドのEIWINZ

検索させる文字列自体をランキングにしているパターンもあります。

自分のプロフィールに誘導

これも先ほど実際にみてみた誘導方法です。

回答欄に、自分のプロフィールへのURLが貼られていて、プロフィールページに行くと、あの怪しサイトのURLが張られているパターンです。

回答にリンクを貼って直接自サイトに誘導

シンプルにURLを貼り付けてある誘導方法です。

自分のサイトの内容を質問して誘導

自サイトの中のランキングでどの教材がおすすめなのかを質問してくるパターンです。

色々考えますね。

最終的に誘導されるサイトも多岐にわたる

とまあ、あの手この手で誘導してくるのですが、最終的に誘導してくるサイトも様々なパターンがあります。

基本的にアメブロなどの無料ブログや、忍者ツールズなどの無料ホームページスぺースを使って作られたサイトに誘導されます。

グーグルで「独学ドットコム」と検索して出てくるサイトを上から順番にみてみるとほぼ、同一人物のサイトであることが分かります。

一部、この記事のように自作自演に注意しましょうという記事もありますが・・・ひどいですね・・・これは。

独学ドットコム 公式 ホームページ

独学ドットコム

中国語独学ドットコム

独学で英会話 独学ドットコム

どれをみても、怪しいランキングだけのサイトに誘導されます。

 

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