英語の勉強をしても一向に英語力が上がらない日本人
日本人の英語力が低いと言うのは聞いたことがあると思うのですが、世界的にみてどのぐらいの順位なのかご存知でしょうか?
英語力の指標になるものによってデータは変わってくると思いますが、一般的に比較対象とされてるのがTOEFLの平均点です。
※TOEICは各国で行われていない上にレベルが低くスピーキングもライティングも無いので英語力の比較対象にはならないと言うのが一般的な意見です。
TOEFLの国別スコアをみてみると・・・・
国別ランキングでは163カ国中135位でアジアの中でも30カ国中27位です。
この結果をみて英語教材のメーカーや販売者が間違いだらけの英語勉強法なんて見出しで一斉にあおりだすわけです。
読み書き中心の英語勉強法は間違ってるとか、日本人は効果の高い英語勉強法を知らないから上達しないとか不安をあおり、リスニング中心の英語教材がよく売れる時代になってきていると思います。
聞くだけで英語が理解でき、話せるようになるのであれば、あの苦痛だった暗唱や暗記をしなくて言い訳ですから、そりゃあ売れますよ。
私も実験で購入した英語教材とは別に、欲しくなってしまって購入したものもあるぐらいですから本当に魅力的で英語学習の敷居が低くなった気分になれます。
ですが、私個人の考えとしては、学校で習った詰め込み授業は基礎として非常に役に立っていると思っています。
間違った英語勉強法って何?
じゃあ、どうして英語ができるようにならないのか?
それはコミュニケーションの部分が圧倒的に少ないからです。
ですので、読み書き中心が間違った英語勉強法ではなく、聞く、話すというレッスンが全然が足りないだけです。
“ will ”と“ be going to ”はニュアンスが違うとか(ホントに違います)、細かいニュアンスの教え方で間違いはたくさんありますが、そんなのは本当に些細なことです。
大勢に影響はありません。
やはり、英語は使う(話す)方が一番覚えますし、記憶にも残ります。
何度も繰り返し話していれば発音も綺麗になりますし、発音ができればリスニングもできるようになっていきます。
だからといって読み書きが全く必要ない訳ではないんですね。
しっかり文法を理解し、文の構造(文型)を覚えてフレーズを使いこなせていないと、使わなくなった瞬間に英語が話せなくなるので、記憶と言う意味では読み書きは非常に重要です。
ですので、読み書き中心に勉強してきた日本人はコニュニケーションの部分に力を入れるだけでグングン英語力が伸びていきます。
これ本当です
私は、全く英会話が出来なかった人が、どんどん英語を上達していっている現場を知っています。
英語はやれば必ず上達しますので、絶対に諦めずにやり続けましょう。
日本人は知らず知らずのうちに結構英語の勉強を結構してるはずなんですよ。
私は間違った英語勉強法なんて無いと考えています。
日本人が英語が上達しない最大の理由はコミュニケーションレッスンが足りていないだけです。
英語(言語)は何のためにあるのかもう一度考えてみて下さい。
人とのコミュニケションを取ることが最大の理由だと言っていいと思います。
正しい英語勉強法と間違った英語勉強法記事一覧
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