通常の3分の2の速さで英語放送を聴ける「Voice of America」
「Voice of America」はアメリカ政府が運営している国営放送で、テレビ番組やラジオ番組を放送しています。
インターネット上で「MP3」や「RealAudio」を配信してくれているので英語を勉強したい人にとってはありがたいサイトです。
中には、「Youtube」によるビデオ配信もしているので、動画を見ながら英語を学習できるというところもグッドです。
そして、「Voice of America」の最大のオススメポイントは「Special English(learningu English)」という、英語学習者向けのコンテンツがあるところです。
英語学習者向けと言うよりは、表向きは「英語が第一言語で無い人(ESL)向け」ということなのですが、私達日本人が英語を学習するのにぴったりな素材が満載です。
「Special English(learningu English)」の一番の特徴は、通常の速度の3分の2のスピードの英語放送を聴くことが出来るという点です。
通常というのがネイティブスピードかどうかは分かりませんが、通常のニュースなどの放送で話すの速さ(英語ネイティブ向け)の3分の2のスピードの英語放送ということです。
3分の2のスピードを聞いてみると分かるのですが、かなり聞き取りやすいです。
英会話を勉強する場合、「最初から速いスピードの英語を聞いたほうがいいのか?」それとも「最初はゆっくりなスピードの英語を聞いたほうがいいのか?」意見が分かれるところだと思うのですが、私の場合は「うまく使い分ける」のが正解だと思っているので、両方聞くようにしています。
最初はゆっくりで・・・慣れてきたら・・・通常のという使い分けではなく、じっくり理解しながら集中して聞くときには、「3分の2のスピード」で、英語に毎日触れるために暇があれば聞いているような場面では「通常のスピード」で聞くようにしています。
3分の2のスピードで放送してくれているのが、英語学習用か?それともただ単に聞き取りやすいようにか?は知りませんが英語リスニングの役に立つことは間違いありませんので有効に使うことをオススメします。
また、「Special English(learningu English)」は、1500語という非常に少ない語彙で構成された、しかも簡単な構造の英文法で放送しているので、内容も理解しやすく英語を学ぶ方がリスニングやリーディングに使う学習用コンテンツとしては申し分のない英語情報だと思います。
「リスニング」、「リーディング」、「シャドーイング」、「ディクテーション」あなたの使い方によっては、様々な英語学習材になります。
また、MP3ファイルの音声やスクリプトが無料でダウンロードできるので、このサイトを使いこなせるようになれば、外出中も英語の勉強が出来てしまうわけです。
ニュースには初めて聞く専門用語、固有名詞(人名など)がたまに出てくるので、英会話初心者にしてみれば、知らない語彙だとと勘違いするということもありえますが、語彙は1500語ですから、難しく考えないように聴くのがコツです。
VOAはアルクの看板商品である1000時間ヒアリングマラソンや、TOEIC(R)テストのリスニング対策で有名なスーパーエルマーなどの優良教材でも素材に使っています。
また、「Voice of America」を使った英語勉強方法などの書籍もありますし、これらの事実から「Voice of America」が英語学習用コンテンツとして利用価値があるということが分かると思います。
だからとってそのような書籍や英語教材をオススメするというわけではありませんが、時間短縮のためにチェックしてみるのもありではないでしょうか?
Voice of Americaにアクセスしてみよう!!
説明ばかり読んでいても、使ってみなければ分からないことがたくさんありますので、興味がある人は「Voice of America」にアクセスしていろいろなところをクリックしてみてください。
Voice of America「Special English」
まずは音声を聞いてみることからはじめてみましょう。
ただし、「Voice of America」の記事は全部が全部聞けたり、ビデオで見れるわけではありません。
スピーカーのアイコンが付いているニュースがリスニング可能なコンテンツになっているので、「Download」「listen」「MP3」「Windows Media」など音声が聞けそうなリンクを選んでクリックしてみて下さい。
ニュース音声の再生は、「MP3」ファイルのダウンロードか、「RealAudio」によるストリーミング再生で行うことができます。
適当にクリックしているうちに使えるようになると思います。
また、ビデオアイコンの付いているニュースは「Youtube」や「WindowsMedia」で動画が見ることが可能です。
中にはダウンロードできる動画コンテンツもあるので、確認してみてください。
慣れるまでは、自分に仕えそうなコンテンツを探すのに少し時間がかかりますが、毎日アクセスしているうちにコツが分かってきますので、毎日アクセスしてみてください。
最初は英語だけのサイトに抵抗があるかも知れませんが、最初のうちだけですので頑張ってみてください。
英語を学習しているわけですから、日本語に対応しているサイトがあったとしても英語のままにしておくことで、英語の勉強にもなっています。
ビデオは「Youtube」にもアップロードされているので、「Youtube」で「Voice of America」と検索すれば、ニュースがたくさん出てきます。
すべてが英語で出来ているサイトなので、使いにくい場合は「Youtube」から動画を拾ってくるというのもありでしょう。
⇒ YoutubeでのVoice of Americaの検索結果
字幕も付いているのでかなりありがたいですね。
関連ページ
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- NHKで放送している語学番組のテレビ&ラジオ放送が数日~数ヶ月遅れで聞ける&観れるサイトNHK語学。
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- 英語教材、書籍をたくさん出版している英語界の重鎮「アルク」の無料コンテンツ。
- 超英語クロスワードパズル
- 1997年に開設のクロスワードパズルができるサイト。英語で解いていきますので、楽しみながら英語の語彙力を養うことが可能です。
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- 単語帳を開きノートを用意するよりもずっと早く英単語の学習を始めることが出来る単語力。
- CBSニュース
- アメリカ3大ネットワークの1つCBSニュースを観たり聞いたりすれば無料の英語学習素材になる。
- Project Gutenberg
- 版権切れの名作を無料でダウンロードして読むことが出来るサイト「Project Gutenberg」。
- Activities for ESL Students
- 世界中の英語教師が問題を作成し公開しているサイト「Activities for ESL Students」
- 週刊ST-ONLINE
- 英字新聞社ジャパンタイムズの英語学習サイト「週刊ST-ONLINE」は豊富な英語学習用の無料コンテンツが提供されています。
- Lang-8(ランゲエト)
- 英語で日記など英文を書くとネイティブに添削してもらえる Lang-8(ランゲエト)。
- BBC LEARNING ENGLISH
- 英語学習コンテンツ満載のサイト「BBC LEARNING ENGLISH」。