リピーティング、オーバーラッピング、シャドーイングの違い
リピーティング
流した英語音声を一定の長さで毎回一時停止し、発音などを聞こえたとおりに声まねをしリピート音読をする方法です。
オーバーラッピング
流した音声を止めずに、その音声と同時に発音などを聞こえたとおりに声まねをし音読をする方法です。
シャドーイング
流した音声を止めずに、その音声から少し遅れて発音などを聞こえたとおりに声まねをし音読をする方法です。
ネイティブがこの3つを実演している動画がありますので一度ご覧ください。
難易度はリピーティング ⇒ オーバーラッピング ⇒ シャドーイングの順に難しくなっていくのですが、特にオーバーラッピングとシャドーイングの難易度に大きな差があります。
どのレッスンも目的は同じで、スピーキング、リスニング、発音矯正などのレッスンです。
発音矯正とスピーキングに効果があるのはなんとなくご理解いただけると思うのですが、音読はリスニングにも有効です。
自分で発音できる音は聞き取れるという理屈からなのですが、私の感覚ですとこれは本当です。
リピーティングは毎回止めるので、誰でも簡単にできますが、オーバーラッピングとシャドーイングは日本語で行っても難しいレベルで、慣れとコツが必要になります。
特にシャドーイングは難易度が高く、聞こえてきた英語発音を真似して音読できるようになるまで、かなりの期間が必要になります。
初心者は基本リピーティングから始め、オーバーラッピング、シャドーイングと言う順序で難易度を上げていくのが一般的です。