リスニングを鍛えることが目的の教材
リスニング教材は英語が聞き取れるようになることを目的としている専門の教材です。
下記のポイントを中心に私が実際に受講してみた中で教材を徹底的に分析し、独自にランク付けをしましたが、リスニング力が上がると太鼓判を押せるリスニング教材が2教材しかありません。
- 1.音声の速度が本当のナチュラルか
- 2.リスニングの上達が見込める設定時間か
- 3.少しでも多くの英文を聞くことができるか
- 4.レッスンのしやすさはどうか
- 5.無料試聴できるか
- 6.音読系レッスンがしっかり組み込まれているか
- 7.このサイトからの申し込み本数
- 8.価格に対して内容が伴っているか
- 9.英文を区切る位置が大ざっぱに1文でないか
- 10.各教材独自の工夫はどうか
- 11.私の評価
これらのポイントを踏まえながら初心者に自信をもっておすすめできる英語リスニング用の教材を厳選しました。
下記は簡易的な説明をつけたものです、教材選びの参考にしてみてください。
1000時間ヒアリングマラソン | |||||||||||||||||||||||||
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英語学習者の中では言わずと知れたアルク1000時間ヒアリングマラソンを1位にさせていただきました。
定番中の定番商品で本当に恐縮なのですが、やはり英語学習大手アルクの看板商品だけあって、出来がいいです。
速度を上げた高速リスニングレッスが無いものの、ネイティブの話すナチュラルな速度でのリスニング、音読を何度も繰り返しできるので1年間やりきれば確実にレベルアップするでしょう。
ただ、リピーティングは問題ないのですが、シャドーイングは難易度が高いのと、レッスンの進め方の説明が音声CDに入っていないので、たまにテキストのどこをやっているかわからなくなることがあります。
それともう1つ、スラッシュリーディングのスラッシュの位置がたまに長くて音読の際に慌てることがあります。
このへんはスーパーエルマーのほうがやりやすいかなあと思います。
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スーパーエルマー | |||||||||||||||||||||||||
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スーパーエルマーも本当に出来が良い教材でヒアリングマラソンと非常に良く似ています。
全く同じ価格で巻数も12巻と全く同じなのですが、ヒアリングマラソンが1000時間の標準学習時間なのに対しスーパーエルマーは300時間と控えめになってますが、ここは標準学習時間なので自分でなんとでもなります。
ヒアリングマラソンとの違いは、学習時間の他にナチュラルスピードの150%、180%、200%に速度を上げた3段階の高速リスニングと言うレッスンと音節のリズムを学ぶレッスンがあること、それとHop、Skip、Junpと言う3種類の音声のHopのところに日本語訳が入っているところです。
ヒアリングマラソンには日本語訳はありません。
VOAコースとCBSコースがあってCBSコースの方が難易度が高いので、自分のレベルに合った方を選んでください。
無料試聴用のCDを取り寄せて聞き比べちゃうのが一番早いと思います。無料ですので。
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英語の聞き取りに関しては、様々な要素が重なってできるようになっていくものなので、ただ英文さえ聞いていればOKと言う訳でも無いのですが、やはり英語を何度も何度も繰り返し聞くという反復レッスンは地味ではあるものの非常に効果的です。
ただし、ある程度の語彙や文法を知らないとせっかくの英文のただのBGMになってしまいます。
ここでリスニングに必要なレッスンをチョット整理
- 1.英文を聞き取る
- 2.英文の音読
- 3.語彙を覚える
- 4.母音や子音単体の音を聞き取る
- 5.英文法を覚える
リスニングを鍛える場合聞き取る英文が30%以上は理解できていないと上達しないと言われている目安があるのですが、個人的には半分の50%は理解できていたほうがいいと思うので、リスニングを鍛えるのは初心者を脱出した時点から始めることをおすすめしておきます。
これから英語を勉強しようと言う人がいきなりリスニングのレッスンをしても結構厳しいです。
初心者の方はまずこちらの教材から始めてください。
⇒ 初心者用人気5教材徹底比較
また、英文は聞く速度によっても発音が変わってくるので、ゆっくりから始めたほうがいいのか、ナチュラルがいいのか、高速リスニングがいいのか、専門家でも意見が分かれると思いますが、基本はナチュラルなスピードです。
※英語ネイティブ同士が会話をすると、1分間に180~200語以上といわれています。
それとリスニングレッスンでここが一番重要なのですが、しっかりと音読をさせてくる教材を選ばなければ未来はありません。
他の記事でも何度も書いているのですが、自分の口で発音できない音は聞き取れません。
これは脳科学の領域になるので簡単に説明をすると、音を言葉にして出すには、口の形、舌の形と位置、唇の形、息の吐き方、振動させて出す音は喉の振動を複雑に調節して言葉にしなければなりません。
※英語ですと単純な数でも子音24音、母音26音が存在します。
この複雑な音の調節は脳が命令を出しますので、実際に自分の口や喉で出してみて脳にこれは言語なんだよと認識させておかないと言語として認識しません
だから、自分で出したことの無い音は聞き取れないわけです。
なんとなくの音は聞き取れても、その音を知らなければ聞き取れていることにはならないんですね。
今のあなたの状態がその状態だと思います。
もちろん英語を聞くというリスニングのレッスンは必須ですが、その準備として音読系のレッスンも行わなければリスニングは上達しないと認識していただいて差し支えありません。
ですので、しっかりと音読をさせてくる教材でないと意味がないのです。
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