スピードラーニングVSエブリデイイングリッシュ
英語教材の中でも特に人気があり、しかもコンセプトが非常に似ているスピードラーニングとエブリデイイングリッシュの対決企画です。
聴くだけで英語が出来るようになるという両者!!
BGMも同じ、英文を聴くだけと言うコンセプトも同じ、英語のあとに日本語訳が流れると言うところまでそっくりすぎて、消費者としてはどちらを選ぶべきか非常に難しいと思います。
英語ができると言う定義も難しいですが、じっくりデータなどを比較していきましょう。
まずはデータの比較から
スピードラーニング
販売元:エスプリライン
売り文句 | 聞き流すだけ |
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価格 | 223,776円 【税込】 |
1巻の価格 | 4,644円 |
無料試聴期間 | 10日間 |
教材内容 | CD、テキストが毎月1巻ずつ届く、全48巻(途中解約可能) |
受講内容 | ネイティブ英語音声のリスニング |
フレーズの傾向 | アメリカに住む設定が中心 |
学習期間の目安 | 4年間 |
リスニングの速度 | ネイティブより少し遅め |
サポート | 受講中月2回までバイリンガルスタッフとのフリートーク(1回5分)。 | 分析 |
リスニング 2 |
エブリデイイングリッシュ
販売元:エブリデイ出版
売り文句 | 流して聞くだけ |
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価格 | 29,808円 【税込】 |
1巻の価格 | 4,968円 |
無料視聴期間 | 60日間 |
教材内容 | 一括で届くCD6枚とテキストが届く。 一括なので買い上げ。 |
受講内容 | ネイティブ英語音声のリスニング |
フレーズの傾向 | トラベル英会話が中心 |
受講期間の目安 | 6ヶ月間 |
リスニングの速度 | ネイティブより少し遅めと速聴(1.5倍速)の2段階 |
サポート | 電話またはメールにてサポートスタッフが対応してくれることになっている。 | 分析 |
リスニング 3 |
データを見ていただければ分かる通り
非常に似ている教材です。
なんとBGMで流れるクラッシック音楽まで同じなのはどちらかが真似しているのでは?と少し驚きました。
教材内容の違い
スピードラーニングとエブリデイイングリッシュの教材内容の違いは大きく分けて2つです。
これに関してはかなり大きな違いが出たと思います。
データ比較にも書きましたが、収録されている会話の傾向は
スピードラーニング | エブリデイイングリッシュ |
---|---|
巻数が多く浅く広くなんでも | ある程度の日常会話に絞っている (トラベル英会話多め) |
になっています。
スピードラーニングはトラベル英会話もありますし、日本の文化を紹介するような内容の教材もありますが、基本的にアメリカに住むことが前提の題材が多いです。
スピードラーニングとエブリデイイングリッシュのもう1つの違いは収録されている音声の速度に違いがあります。
英語の速度はどちらの教材もナチュラルスピードと言っている音声の速度はネイティブ同士の速度よりやや遅め程度になっていますが、エブリデイイングリッシュに関しては、その通常の速度の1.5倍速の音声が収録されており、その音声を聞いた後にナチュラルな音声を聞くと聞き取りやすいと言う理論らしいです。
ただ、1.5倍の音声は機械的に上げられているので、早回し特有の甲高い声になっています。
スピードラーニング | エブリデイイングリッシュ |
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ナチュラル | ナチュラルとその1.5倍の2段階 |
両者ともに気をつけなければならない返品保証の表記
スピードラーニングもエブリデイイングリッシュもどちらの公式サイトをみても
返品保証付きと言う表記があります。
返金を受け付けている期間に違いがあるとはいえ、確かにどちらの教材も返品は可能なのですが、
商品を開封してしまうと返品不可となってしまいます。
正確には、両者ともに無料試聴用CDと言うものがついていて、そのCDだけお試し出来るということになっています。
開封時には気をつけてください。
スピードラーニング | エブリデイイングリッシュ |
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10日以内なら返品可能(商品開封後不可) | 60日以内なら返品可能(商品開封後不可) |
金額の比較
世の中でよく言われている両者の比較で金額の違いがあります。
インターネット上で調べてみると、スピードラーニングは全期間を受講すると20万オーバーだけど、エブリデイイングリッシュは3万円弱で済むと言ったレビューや口コミがとても多いのですが、巻数や受講期間が全然違うので両者をこのまま比較するのはアンフェアです。
スピードラーニングは48巻、エブリデイイングリッシュは6巻ですが、CDの枚数、収録時間、フレーズの数、内容などバラバラで完璧に比較することはできません。
ある程度の目安で比較するしかありません。
単語総数で比較するのか、フレーズ総数で比較するのか、それとも収録時間で比較するのか本当に悩みましたが、あまり詳細に比較をすると両者ともに公式ホームページで発表していないものをここで出さないといけなくなるので、1巻分の価格で比較をしてみました。
もうこれしかないかなと。
スピードラーニング | エブリデイイングリッシュ |
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1巻の価格 4,644円 | 1巻の価格 4,968円 |
違いは、たった324円の違いでした。
これはほぼ同等だと言ってしまっていいと思います。
まとめ
どちらも非常に似ていて比較するのも非常に難しかったのですが、工夫と言う面では速聴のあるエブリデイイングリッシュに軍配があがると思います。
返品期間が長いのもエブリデイイングリッシュです。
※無料試聴用のCD以外を開封してしまうと返品できません。
フレーズの内容に関しても、ある程度照準を絞った内容にし、短いフレーズに特化したエブリデイイングリッシュに対し、スピードラーニングは膨大なコンテンツを受講することになります。
スピードラーニングは途中解約できるとはいえ、自分の好きな内容だけ受講できるわけではありませんが「語彙をたくさん覚えたい」という目的だと48巻もあるスピードラーニングの圧勝です。
ですので、コンセプトとしては48巻と言う圧倒的なコンテンツの中で自然に英会話を覚えていくスピードラーニングに対し、エブリデイイングリッシュはある程度絞った場面の英会話を覚えてから、応用を利かせていく感じでしょうか。
となるとエブリデイイングリッシュは英文法で語順などを覚えておく必要が出てきますね。
それ以外のところは本当に似通っています。
ただし、英文を聴くだけの教材で、聴くだけで英語フレーズが覚えられ、しかも使いこなせるようになると言う勘違いだけはしないでください。
そんなに甘くないです。
英語を話せるようになりたければアウトプットの機会を1回でも多くつくることが大切です。
受講者は聞くだけではなく語彙をしっかりと覚え、どの場面でどんな受け答えをし、子どもはこんな感じ、大人はこんな感じのように頭を使って受講することを強くおすすめして、この記事を締めくくりたいと思います。
管理人のまとめ
スピードラーニングもエブリデイイングリッシュもコストパフォーマンス的には似たようなものなんだけど、月次で送られてくるスピードラーニングは途中でやめられるにしても、自由度は低いのかなあと。
自分の場合は英文法をしっかり勉強する派の人間なので、どちらかを選ぶしたら金額でエブリデイイングリッシュを選ぶのは間違いないんだけど、スピードラーニングの方が自分には合ってると言う人だっているはず。
オレはどっちも持ってるんだけどね・・・
あとスピードラーニングは分からないんだけど、エブリデイイングリッシュは何年かごとにバージョンアップをしていて、年々良くなってるッぽいんだよね。
たぶん会話の場面とかも増えてるっぽい。
新しいの買ってみないといけないなあと思いつつ買ってないんだけど。
新しいの買ってみたけど、パッケージのデザイン以外の違いが良く分からなかった・・・
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